花についての話 |
北国では、春の訪れを知らせる花とされています。春はあたたかく花咲き誇る楽しい季節。このことから「幸福が訪れる」という花言葉が生まれました。スズランの伝説は、森の守護神であるセントレオナールは、森の中で恐ろしい毒竜に襲われ、三日三晩必死に戦い、四日目の朝、ようやく毒竜を倒しましたが、セントレオナールも全身傷だらけになってしまいました。彼の傷口から流れ出た血が、森の地面に吸い込まれ、そのあとに白いスズランが咲いたといわれています。
ヨーロッパでは、5月の花として愛され、特にフランスでは、5月1日にこの花をプレゼントすると幸せが訪れると言われています。花言葉の「再び幸せが訪れる」もそこから生まれたのでしょう。 |