花の図鑑  FLOWER DICTIONARY



  
花の写真
花の名前 975:スイセン 園芸分類 球根植物
別の名前 ダッフォディル、ナルシサス、雪中花 原産地 スペイン、ポルトガル、北アフリカ
カテゴリー 130ヒガンバナ科 英名 Narcissus
花の色 白ピンク赤黄 学名 Narcissus
開花月 1月2月3月4月12月 種まき月
花のタイプ 放射相称花 花びらのタイプ 合弁花冠
花びらの形 車形:多弁形 花びらの数 6枚:20枚以内
花びらのサイズ 5cm前後 花咲く順番 集散花序
葉のタイプ 葉の縁 線形:全縁 草丈 30cm前後
花の由来 美しい花形から、属名はギリシャ神話の美少年「ナルキッソス」に由来します。ナルキッソス(narcissus)は、ギリシャ語で「麻痺させる」という意味のナルケ―(narke)が語源で、これは球根に催眠性のある成分が含まれているからだそうです。ときどきニュースで、ニンニクと間違えてスイセンの球根を食べ、食中毒になる話を聞きます。注意しましょう。
花言葉 「うぬぼれ」「自己愛」「エゴイズム」 (日本水仙)「自己愛」 (白)「神秘」「尊重」 (黄)「私のもとへ帰って」「愛に応えて」 (ラッパズイセン)「尊敬」「心づかい」
花についての話 ナルキッソスは誰も愛することが出来ない美少年でした。その美しい容姿から、様々な相手に言い寄られても、傲慢に跳ね除けて恨みをかっていました。復讐の女神ネメシスは人々のナルキッソスへの恨みの気持ちを聞き入れ、誰も愛することの出来なかったナルキッソスが、自分だけは愛することができるようにしてしまいます。 ある日、水面を覗き込んだナルキッソスは、水鏡に映る自分の姿に恋をしてしまいます。そのまま水の中の美少年から離れることができなくなってしまいます。水に映る美少年がナルキッソスの気持ちに応えてくれるはずもなく、やがて憔悴しきってやせ細って死んでしまいます。そのあとには、水面をのぞきこむように、水仙の花が咲いたのです。 自己愛のことをナルシストと呼ぶのはこの物語から由来しています。
花の利用法


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