花についての話 |
スペインの伝説では、高熱で苦しむ娘の回復を聖ヨセフに祈る母が、看病に疲れ朦朧としていると、突然部屋がバラ色の光で満たされました。娘を見ると熱は治まり、胸の上に一枝のキョウチクトウがおかれていたことから、聖ヨセフの花とも呼ばれます。
しかし、イタリアやギリシャでは、葬儀の花といわれている。
それは、茎葉や根の皮だけでなく、美しいバラ色の花までも、有毒なものが含まれており、フランスで子供が中毒になったことがあったからです。花言葉の意味が「注意」とか「危険」というのも、この毒性の高いことからつけられたもの |