花の図鑑  FLOWER DICTIONARY



  
花の写真
花の名前 32:アザミ 園芸分類 多年草
別の名前 ノアザミ 原産地 北半球
カテゴリー 35キク科 英名 Cirsium
花の色 ピンク赤青紫 学名 Cirsium japonicum
開花月 5月6月7月8月9月 種まき月
花のタイプ 放射相称花 花びらのタイプ その他
花びらの形 管状形 花びらの数 多数
花びらのサイズ 5cm前後 花咲く順番 単頂花序
葉のタイプ 葉の縁 披針形:互生 草丈 50cm前後
花の由来 アザミの名前は、花を折ろうとするとトゲが刺さって驚くために「驚きあきれる、興ざめる」という意味の古語「あざむ」からきているという説がある。 品種は、ノアザミ、ハマアザミ、フジアザミ、マアザミ、ノハラアザミ、ニッコウアザミ、タチアザミ、イガアザミ、オゼヌマアザミ、チャボアザミ、チョウセンアザミ
花言葉 「独立」「厳格」「復讐」「満足」「触れないで」「安心」
花についての話 伝令神ヘルメスとニンフとの間に産まれたシシリアの羊飼いダプニスは、とても愛らしい子供でした。母であるニンフはもちろんのこと、他の神々からもとても愛されていましたが、ダプニスは傲慢で、誰のことも愛することができませんでした。 そんなダプニスに対し、女神アフロディーテの計らいにより、一度はエケナイスを愛したのですが、元々誰も愛することができない傲慢なダプニスは、エケナイスを捨ててしまったのです。女神アフロディーテはとても怒り、彼を許すことが出来ませんでした。制裁として、ダプニスの視力を奪ってしまいます。 目が見えなくなったダプニスは、己の不幸を嘆き悲しみ、その身をアナポス河に投じてしまいます。こんな自分勝手なダプニスでも、ニンフや神々、そして獣や大地までもがダプニスの死をとても悲しみました。大地がその死を惜しみ、アザミの花を贈りました。悲しみの印として、アザミにはトゲがあるのです。
花の利用法


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