花についての話 |
オリンポスの宮殿で、神々のために宴会が開かれたときに、客に贈るために用意していた黄金のりんごが1個なくなりました。そして、その疑いが給仕をしていたひとりの女神にかかったのです。女神は、オリンポスから追放されてしまいますが、本当は無実でした。女神は疑いをはらすため、地上を駆け回り真犯人を探しましたが、力尽きて哀れな最後をとげてしまいました。その悔しさが、自分の屍をホウセンカの花に変えたといわれています。実にほんの少し触れただけで、パチンと種子の入った袋を開いて、私は何も持っていないと皆に示しているようです。花言葉の「私に触れないで」といっています。 |