花についての話 |
花言葉「穏やか」は、星形の淡紅色の花がたくさん集まって咲くにもかかわらず、繊細で可憐な花の佇まいからつけられたと言われています。
「機転がきく」は、花名の由来である弁慶が、主君の義経が都落ちして奥州藤原氏のもとに身をよせることになった途上の安宅の関で、機転をきかせたことからきていると言われています。
山伏に扮した義経一行が関守に見咎められ、勧進帳を出せと言われたとき、弁慶は持ち合わせの巻物を広げて朗々と読み上げ、義経に似ていると言われたときは義経を何度も殴りました。
いくらなんでも杖で主君をぶつ者はこの世にいるはずがないと、関の者たちに思わせて、一行が無事に安宅の関を越えた後、弁慶は義経に泣きながら謝ったというお話です。
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