花についての話 |
イチゴの親株から多くのツルが出ている様から、「幸福な家庭」という花言葉が生まれました。新居祝いや新築祝いに喜ばれる花言葉です。
また、「尊重と愛」は、イチゴがキリスト教において聖ヨハネと聖母マリアにささげられ、両者のエンブレムになっていることにちなむといわれます。
イチゴにまつわる話ですが、キリスト教以前、アングロ・サクソン民族は、イチゴを北欧神話に登場する愛と結婚の女神フリガの果物と考えていました。フリガは神々の王オーディンの妻で、女神のなかでもっとも美しく、鷹の翼をもって空を飛び、ネコにひかせた二輪車にのって地上を走ったといわれます。また、幼子が亡くなると、その亡きがらをイチゴでおおい、ひそかに天国に運びだすとも言い伝えられています。
なお、英語で金曜日を意味するフライデー(Friday)は、「フリガの日」という意味であるといわれます。 |