花についての話 |
花言葉の「可憐」は、かわいらしいその花姿に由来するともいわれます。
昔、ある男がネモフィラと言う女性に恋をしていました。
ネモフィラと結ばれたいと願う男は、神に対して「ネモフィラと結婚できるなら命を捧げてもいい」と願っていました。
そう願い続けていた為、男はネモフィラと結婚することが出来ました。
しかし、男は願いどおり結婚をした日の夜に、息を引き取ってしまったのです。
ですが、ネモフィラは夫にまた会う為に冥界まで来たのです。
だけど、冥界の門は閉ざされていて、開くことはありませんでした。
そしてそのまま門の前で座り込んだネモフィラを気の毒に思った神様は、ネモフィラを1輪の花に変えたのです。
これがネモフィラにまつわる神話です。
花言葉の「清々しい心」、「可憐」は、この神話から来ているのでしょう。 |